【連載 Ⅰ 】”企画”するということ#004

【連載】「企画する」ということ #004

「ターゲットを理解する」Vol.2 事例に見るターゲット・インサイト

三行で言うと?

  ① ターゲット・インサイトを理解するための方法の一つに、ペルソナ分析がある

  ② ペルソナ分析によって、同じ属性でも全く違う嗜好が浮き彫りになる

  ③ ペルソナ分析は、如何にリアルにターゲット像を描けるかが鍵

 

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皆さん、こんにちは。コミュニケーションデザイナーのA子です!

前回は、まず「ターゲットを理解する」ということをテーマに、インサイトって何?についてお伝えいたしました。

同じ商品やサービスでも、相手が誰か、どんな意識や価値観を持っているか?を推測することが、まずターゲットを理解するために必要というお話でした。

今日は、そこから一歩踏み込んで、ターゲット・インサイトを理解するために、どのような方法があるのか?について、少しご紹介してみたいと思います。

 

“ペルソナ分析”って?

みなさんは、ペルソナという言葉を聞いたことがありますか?

言葉の意味は明確でなくとも、何となく聞いた覚えのある方々も多いと思います。

ペルソナとは、ターゲットイメージに近い仮想の人物を描くことで、よりターゲットに近い像を明確にすることです。

たとえば、車の保険を売るとしたら、誰がターゲットになるでしょうか?
あくまでたとえばですが、今回は家族のお父さん「50代男性」に絞って考えてみたいと思います。

50代男性」というだけでは、あまり像が思い浮かびませんね?そこで、2つのターゲット像を描いてみたいと思います。

 

 

ペルソナ分析によって、異なる嗜好が浮き彫りに!

その1「大都市に住むビジネスマン」

50代半ばの男性。バブルな世代で、奥さんもバブル経験者。
職場結婚で、今年で結婚25年を迎える。
一人娘も成人して、今年就職した。

奥さんは友人も多く多趣味、今はその中でも特に、
得意のパッチワークをインスタにアップするのが好きな、家族想いの女性。

夫は家計には全く関与せず、すべて妻任せにしてきた。
それでも、一軒家のローンも終わり、そこそこ余裕も出てきた。

車の保険や証券会社の見直しなど、
やらなければいけないなぁと思い始めているものの、
まだいいかと思って、手をつけていない。

 

その2「関東圏に住む自営業男性」

50代半ばの男性。奥さんと一緒に、自営で工務店を営んでいる。
親の世代から継いだ工務店だが、地元では優良企業で、業績も良い。

自営のため、何事も奥さんと相談して、
意見が一致してから行動に起こすようにしている。
家のリフォームを決めたのも、最終的には奥さんだった。

車は営業の必需品のため、奥さんとそれぞれ1台ずつ保有している。
車の保険など、見直したほうがいいかな、という気もしているが、
何から手をつけていいか分からないのが現実。

 

 

 

どうでしょう?2人の男性像が少しリアルに見えてきたでしょうか?
もしかしたら、俳優に当てはめて、「あの人みたい」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。

 

如何にリアルにターゲット像を描けるか?

同じ「50代男性」と言っても、家族構成や職業、日々の生活によって、おそらく価値観が違うことがお分かり頂けるでしょう。

このように、よりリアルにターゲット像を想像することで、そのターゲットに向けて、どのような戦略を練ればいいかを考える、それがペルソナ分析です。

 

ここを間違えると、まったく違う戦略を立ててしまうことになりますので、如何にリアルに、そしてチーム全員が共有できるイメージを創ることができるかが鍵になります。

 

次回は、ペルソナ分析とはまた違う、ターゲット・インサイトを探る方法をお伝えします。

 

それでは、次回もお楽しみに!

以上、A子がお送りしました。

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