Shared Decision Making

SDM(Shared decision making)とは、医療者と患者さんがエビデンス(科学的な根拠)を共有して一緒に治療方針を決定するというもので「共有意思決定」と呼ばれるコトバ。
確実性の高い治療方法等が明確な場合に一般的に行われる「informed consent(インフォームドコンセント)」に対し、治療方針の決定が患者さんの価値観等を勘案すべきと判断される場合のアプローチとして重要視されている。
健康デザイン論的には、「伝え手」と「受け手」の相互作用と共創プロセスを検討する上で、重要な概念として注目している。
出所:
・The connection between evidence-based medicine and shared decision making. Hoffmann TC, et al. JAMA 2014
・これから始める!シェアード・ディシジョンメイキング 中山健夫編 日本医事新報 2017

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